一般知識対策は何が有効か

行政書士試験の一般知識対策は何が有効か

過去問だけでは不十分?

行政書士試験の対策は過去問を中心に、というのが基本なのですが、一般知識対策は過去問だけでは足りない部分があります。
しかし、過去問でほぼ完ぺきに対策できる部分もあるので、どこに注力すべきか、考えていきましょう。

まず最初に意識しておかなければならないのが、足切りについてです。
一般知識で40%取れないと、法令で満点取れても合格できません。
だから、一般知識を捨てることはできないのです。

なお、一般知識の総得点は56点なので、40%は22.4点になりますが、1問4点の配点なので最低24点取れないと不合格になります。
問題数で言うと6問です。

6問位何とかなりそうな気がしますが、実際解いてみると意外と難しいことに気づくでしょう。
5肢択一は、まぐれで当たることはほとんどありません。
半端な勉強方法だと法令問題同様、2問まで絞り込めて、迷った挙句落とす、ということが多いと思います。
だから、一般知識という合格した後何の役に立つのか分からない問題であっても、真剣に向き合うしかないのです。

ただし、単に真面目に時間をかければ良いというものでもありません。
最低限40%クリアできるよう、効率よくやらないと法令問題にかける時間が無くなってしまい、本末転倒です。

では、どこに注力すれば、効率よく得点に結びつくのでしょうか。

文章理解は必ず3問取る

一般知識で最も対策が取りやすいのが、文章理解です
毎年3問出題され、出題形式もほぼ毎年同じです。
空欄補充、並べ替え、要旨把握(文章の趣旨とあっている選択肢を選ばせる、もしくは、文章の趣旨にあっていない選択肢を選ばせる問題)の3つが出題されます。
出題される内容が分かっているので、最も対策が立てやすいでしょう。

イメージとしては、大学受験の現代文です。
受験テクニックが使えます。
たとえば、空欄補充なら、まず明らかに間違っている候補を含む肢を消していく。
並べ替えは、接続詞に注目する。
要旨把握は、本文ではなく選択肢から先に読む、などです。

大学受験の経験がある人なら、「あ、受験でこんな問題解いたことあるなあ」という感じでしょう。
深く理解する必要はないので、テクニックで解いていってください。
とにかく型に慣れることが大事です。
過去問で十分演習ができるので、文章理解については過去問を中心とした演習が良いでしょう。

もうひとつ、個人情報法保護法についても過去問を中心とした演習が役立ちます。
個人情報保護法については、ほぼ法令問題と同じようなアプローチが可能だからです。

政治・経済、情報通信は新聞が情報源になる

一方、過去問があまりあてにならない分野もあります。
それが、政治・経済と情報通信です。
この分野は最新の時事問題が出題される傾向が強いからです。
だから、過去問の情報は古くてあまり使えません。

では、どう対策するか。

日々のニュースがそのまま情報源になります。特に新聞。
テレビのニュースを耳で聞いただけではあまり記憶に残らないでしょう。
国名、人名、地域の名前、情報通信のツールなど、しっかり文字情報で押さえておく必要があります。

毎日新聞を読んでいると、しばしば目にする記事と、そうでない記事がわかってきます。
当然、出題されやすいのはしばしば目にする記事からの内容なので、大まかに出題傾向をつかむことが出来るでしょう。

この分野に関しては、一気に詰め込むのではなく日ごろから気にしてアンテナを張っておくという対策が良いと思います。
法令問題の勉強のあい間にちょこちょこ勉強するのがお奨めです。

どうでしょうか。なんとか6問24点、取れそうですか?
文章理解で12点取っておくと、かなり気が楽になりますよ。
文章理解は絶対に落とさないようにしてくださいね。