行政書士の世界に「特定行政書士」がいよいよ登場

特定行政書士の仕事

行政書士の世界では、平成26年は革新的な1年になったといえます。この年は、行政書士の世界に新しい資格が飛び出したからです。その名も「特定行政書士」の誕生ですね。実は私も、研修等を済ませたところです。

一般の行政書士と特定行政書士の違いは、これまで認められなかった新しい仕事をさせてもらえることです。
行政書士は弁護士ではないため、裁判のような相手方との紛争に絡むことはできませんでした。この10数年で、ADRでの活動が認められるなど変わっているのですが、特定行政書士が認められたことでさらに変わりました。この資格があると、許認可の申請に関する紛争について、当事者に代わって争うことが認められます

許認可申請といえば、行政書士が作成する書類の代表格。その書類の仕事を続けていると、トラブルが起こることだってあり得ます。そんなときに(今までと違って)特定行政書士が依頼人に代わって争えるわけです。

デメリットらしいデメリットは、この特定行政書士の制度にはないだろうと私は思っています。ただし、いきなり依頼の量が増えるなんてことはないですが。そもそも、許認可申請の仕事でトラブルが頻発するような話は聞いたことがありません。

しかしこの制度はまだスタートラインに立ったばかりですね。つまり将来性が未知数で、現時点ではあまり想定されていない活動方法が出てくるかもしれません。とにかくこのような新しい制度は、冷静に判断して利用していく姿勢が大事でしょう。